星の金平糖

金平糖、お星さんに似ていると思う。

一粒摘み上げて、手のひらに乗せる。


シャリシャリシャリ。

食べる。


星々の声が聴こえるわけではないけれど。

シャリシャリシャリ。

耳元に聴こえる音は、遠くからやってきた音のよう。


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茄子紺の夢の帷に金の星 中島夜汽車


。。。。。。。

あなたへ


心から、ありがとうございます。

あなたが、お元気でいらっしゃいましたように。

私は、元気です。


お水を汲みに行きます。

お茶を淹れます。

ごはんを作ります。

洗いものをします。

相変わらずの暮らしです。

嫌なこともあります。

心配なことや、困ったことが出てくることもあります。

それでも、とても幸せです。


きっと、大丈夫。

あなたも、私も。

きっと、大丈夫。


見知らぬお年寄りが笑っているのを見かけることがあります。

柔らかそうな布地の服を着た子供たちを見かけることもあります。

信号待ちで、幸せそうなカップルを見かけることもあります。

怒ってるような人を見かけることもあります。

夏空のせいでしょうか、そんな何もかもが、美しく見えます。


明日も、美しい一日でありますように。


同じ時を生きている、あなたへ。



 短夜