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ありがとうございました。

大晦日。

年越し蕎麦の用意。

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お蕎麦。

この日ばかりは割れではなく、お昆布で巻いてある大原木ゆば。

田舎の義母が毎年送ってくれる、おあげさんで巻いたかまぼこ。

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あとは、干し椎茸を炊いて、薄焼き卵を焼く。

三つ葉は、結わえる。

そして、熱々のおつゆをはって。

今夜、よばれる。


祖父母の分も、父の分も、遠くにいる妹の分も。

出来れば作りたいけれど。

それはもう、叶わぬこと。


きっと、義母も、家人の分を作りたいだろう。

思いは、まわって、繋がってゆく。


お義母さん。。。

心を込めて、あなたの息子さんの分を作りますね。


お祖父ちゃん、お祖母ちゃん、お父さん。

湯気は上へと昇ってゆきます。

私の分は、三人の分でもあります。

どうか、届きますように。


妹へ。

いつか巣立たす二人の娘と一緒に食べていられるのは、過ぎればほんのひと時。

どうか、私たちの過ぎ去った日々と同じ、きらきらした日々を大切に。



この年最後の仕事を終えて帰って来る家人。

夏から、もう一度、家族となった母。

こと。


一つ屋根の下。

除夜の鐘が、溜まってゆくような、盆地の底。

この町の、この家で。

今夜、年守る。



。。。。。。。。。。。。。。。


 
 これにて、螢籠の灯りを落とします。

 
 これまで訪ねて来てくださいましたこと、心より感謝いたします。

 ありがとうございました。


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 螢籠

 短夜





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海から

家人の里から、嬉しいお届きもの。

義母は、持ち込みをする宅急便の受け付けの人と、もう顔馴染みになったと言う。

義父が選んで、義母が荷造りして。

宅急便の窓口を通って、トラックに揺られてやってくる。

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遠いところから、ようこそ。

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蓋を開ければ、海の匂い。

たった今、ようこそと思ったはずなのに。

一瞬にして、向こうの海に連れ去られる。

風も光も音も、手が届きそうなほど、目の前に。

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寄せては返す波のように。

濃くなったり、淡くなったり。

いつまでも、残像が消えない。



お忙しい一日になることでしょうが、楽しく過ごせますように!

。。。。。。。。

今日も一日、お疲れさまでした ^ ^

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おやすみなさい。

よい夢を。


短夜&こと より



これにて、夜の更新、お終いとなります。

今まで、本当にありがとうございました。





代替わり

数年、がんばってくれた、かど掃きの箒。

もう少し、もう少しと思っているうちに、草臥れ切ってしまった。


掃くたびに、棕櫚が抜けていってしまう。

代替わりさせてあげなきゃいけない。


長い間、朝一番の時間を共にしてきたもの。

なかなか思い切れなくて、ずるずる。

そして、こんな時期になってしまった。


螢籠と一緒に終わらせることにしよう。

もう少しだけ、頑張ってもらって。


新しい箒。

古い箒と、同じ所の同じ箒。

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親子のように。

お師匠さんとお弟子さんのように。


似て非なるもの。

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眩しい。

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この家で、古箒になるまで。

朝に夕に。



今日も、楽しい一日でありますように!

。。。。。。。。

今日も一日、お疲れさまでした ^ ^

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おやすみなさい。

よい夢を。


短夜&こと より


連れ合い

仕事が忙しくなってきて、ここのところ、帰りの遅い家人。

戸を開けると、ひょいっと、紙袋を渡された。

ケーキが入ってる!

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駅で見つけたそう。

虫網でお宝を捕まえた子のような、お魚を釣って来た少年のような。

そんな、照れくさいのか、ちょっと怒ったような、得意気な顔。

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素直に、これ好きそうだからって渡せばいいのに。

男の人って、面倒くさいな。

面倒くさくって、抱きしめたくなる。


そんなことすると、きっと、仕方ないなあという顔をするだろう。

仕方ないなあと思われてるのは、自分の方だとも知らずに。

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出会ってから、もうどれくらいたつかな。

いつも思うこと。

幼馴染だったらよかったのに。


はじめて幼稚園の扉をくぐった時も

子供だけしか入れない国にいたような時代も

大人になりかけてた頃も


隣にいて欲しかったなと思う。


出会ってからの時間も、これから先の時間もあるというのに。

それだけじゃ、足りないと思う。


恐ろしいほど、漢字を知らない人。

カリオストロの城と天空の城ラピュタとどちらが好きか真剣に悩む人。

引ったくりを見つけて、追いかけてっちゃう人。


ちっとも変わらないね。


またきっと、今夜も、ことに偉そうにされるよ。

それがどうして、そう嬉しいことなのか、わかんないよ。

鼻の下、伸びてるよ。



今日も、良いことたくさん見つけられますように!


。。。。。。。。

今日も一日、お疲れさまでした ^ ^

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おやすみなさい。

よい夢を。


短夜より


あり合わせ

お昼、何にしようかなあ。

冷蔵庫の中、空っぽに近い。

お日さん照って、少し暖かいから、お買い物へ行きたいような。

でも、お昼は、あるものですませたいし。

お買い物は、お昼からにしよう。

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少し残ってた、貰い物の銀杏。

使いきっても大丈夫。

小粒すぎるほど小粒で、誰も拾わなかったのが、まだ落ちて残ってる。

それを今度、いただくことにしよう。

残り物には福がある。

ほんとかな。。。

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金網の中を走る音。

爆ぜる音。

腕に伝わって、サーカスを見終わった時のような、弾む充実感。

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これで、銀杏ご飯にしよう。

ご飯に、お塩をぱらり。

結構、真剣勝負。

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あとは、お玉さん一つ。

一番、好きな食べ方をしよう。

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器に割って、お鍋にお水を張って蒸す、大好きな蒸し玉子。

あつあつに、お醤油をかけて。

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銀杏ごはんと、いただきます。


今日も素敵な一日となりますように!

よい週末を ^ ^

。。。。。。。。

今日も一日、お疲れさまでした ^ ^

おやすみなさい。

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よい夢を。


短夜より


お大根葉

さっき抜いてきたばっかりだよ。

そう言って売っていた、お大根。

どう見ても、畑をするような人に見えなかったけど。

きれいな葉っぱがついてるし、嘘であっても、まあいいか。

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ザクザクザクって一緒に切って使う時もあるけど。

一番好きな使い方。

まずは、柔らかな葉を摘む。


この、摘むということが、なんとも楽しい。


摘み草料理というものが、美山にあるみたいだけど。

きっと食べるよりお料理するより、摘みに行くのが楽しいだろうな。


でも、そんな野もお山も、この辺りにはないから。

せっせと、お大根の柔らかな葉を摘む。

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そして、細かく細かく、刻む。

細かすぎて、ザルの目を抜けてしまうほどに。

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塩もみをして、晒しに受けながら、さっと水洗い。

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ぎゅっと絞って、あつあつご飯に、さっくり混ぜる。

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柔らかな葉が、きりっとして見える。

青臭い汁を絞ったからかな。


少年から青年に変わる頃。

少女からレディに変わる頃。


きれいな時代。

お台所は、何度でも、そんな時代へも連れて行ってくれる。


茎と、一番上の厚くて硬めの葉は、炒めものに。

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おじゃこと、おあげさんも入れて、賑やか。

湯気の上るおかずの向こうに、やさしい顔があった頃。

賑やかだった頃。

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今は今で、いい。

そんな時が作ってくれた、今。

いただきます。



今日も良いこと、たくさんありますように!


。。。。。。。。

今日も一日、お疲れさまでした ^ ^

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おやすみなさい。

よい夢を。


短夜より



電話

伯母から、思わぬことに、お歳暮が届いた。

プレゼントは貰ったりするけど、お歳暮なんて、はじめて。

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なんとなく、改まったような気持ちで電話をかける。

でも、電話口の伯母は、いつもの伯母だった。


お父さんにお供えしてもらおと思てね、お返しなんてしたらあかへんよ。

 うん、ありがとお。私も、このおうどん大好きなん。

知ってる知ってる。私らも、おんなじもん取って、お昼に食べたんえ。

 へえ、伯母ちゃんとこ、今晩は何にすんの?

うちとこは、豚とお大根のしゃぶしゃぶにするわ。

 お大根?

皮むき器でお大根を削いで、しゃぶしゃぶにすんの。

 へえ、美味しそうやな〜、うちも今度してみるわ。

話しながら、いつまでも、元気でいてねと、心から思う。


届き物は重なる。

家人の伯父からも、おみかん。

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元気にしとるか〜、おっちゃんは、元気にしちょるぞ〜。

また会いたいのお、元気でやれよ〜。

 おっちゃん、寒いし気いつけてや〜。

おう!ありがと、そっちも風邪ひくなよ!


伯母の時と同じように、話しながら、いつまでも、元気でいてねと、心から思う。


耳元に、二人の声。

こんなに近く、声が聞こえるのに、遠いなんて嘘みたいだ。


走ったって走ったって、すぐに会える距離じゃない。

声はこんなに近いのに。

手を伸ばせばすぐに届きそうに、近く聞こえるというのに。


受話器を置けば、しんと部屋の温度が下がったように思えた。



昨日は、よいイブでしたでしょうか ^ ^

今日も、素敵な一日になりますように!


。。。。。。。。

今日も一日、お疲れさまでした ^ ^

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おやすみなさい。

よい夢を。


短夜&こと より


白菜のお漬け物

二人暮らしの時、壺で漬けていた白菜。

三人になったしなあ。

沢山、漬けてみようか。


昔のように、漬けようか。

よく重石のきいた、あの美味しかった白菜。

また食べようよ。

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樽。

昔の樽は、もう無いけれど、お漬け物石なら残ってる。

新しい樽と、古いお漬け物石。

まるで、今の暮らしのよう。

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まだ新しくて、少年のような青臭さ。

そのうち、どっしりと腰を落ち着けるだろう。

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今まで、数え切れないほどの、女の人がして来たこと。

中には、小さな少女の手もあっただろう。

何度も何度も、繰り返し漬け込んだ、老女の手も。


自分の手を開いてみる。


まるで、何か大切なものを渡してもらったような気がする。

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ぬか。

お米屋さんが、樽の大きさを見て、持って来てくれた。

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さらさら。

まだ誰も足跡をつけていない砂浜を思い出す。

何かが始められそうな。

新しいさが、ある。


白菜、早く買いに行こう。



今日も来て下さって、ありがとうございます ^ ^

素敵なクリスマスイブになりますように !


お知らせ

ブログ村、blogRnking、レシピブログ

本日をもって、離れました。


今まで、応援して下さっていた方。

おやさしいお心遣いをありがとうございました。

本当に本当に、嬉しかったです。

心より、感謝しています。


お気に入り登録して下さっていた方。

とてもとても、嬉しかったです。

ありがとうございました。


そして、螢籠、夢のあと、合わせて、本年いっぱいでお終いとなります。

今まで見に来て下さっていた方。

本当に本当に、ありがとうございました。

感謝の気持ちでいっぱいです。

よろしければ、あと少し、お付き合い下さい。



本日より終わりの日まで、コメント欄を開けます。

今まで閉めてしまっていたこと、お詫びいたします。

ごめんなさい。。。


短夜

甘いものを食べに

寒さが少し和らいだ日。

母がお返しの贈り物をしに行くと言う。

ちょうど、家人もお休みで、お家で体を休めるらしい。

それなら、二人で出ても、ことは寂しくないだろう。


ほっこりしたなあと言って、甘いものを食べに入るのが、お目当て。

母に、大好きなお店を教えてあげよう。


贈り物をすませ、日用品などを買いたした帰り道。

ここ、ここ。

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大好きな、あんみつのお店。

百貨店では、よく一緒に入るけど、ここに一緒に来るのは、はじめて。

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荷物を下ろして、一息つく。

ほっとする。


お中元、お歳暮。

時には、父の洋服を買いに。

百貨店について行っては、お昼や甘いものを食べさせてもらった。


百貨店の地下に、くるくる回る、キャンディの塔のようなものがあった。

キャンディ、キャラメル、チョコレート。

好きなのを取って、小さな籠に入れて、計ってもらう。

多すぎるから減らしなさいなんて言われたことなかった。

いつも、すんなり買ってくれてた。

そして、いらなくなってそのまま置きっぱなしにしてたの、黙って食べてた。

大人が食べたって、美味しくなかっただろうに。

自分には、松風の切れ端を買ってた。

良いところを買わずに、安いところを。

そして、値打ちなんてないことわかってて、私たちに買ってくれていた。


くるくる回る塔。


首飾りになった、キャンディ。

ブーケになった、キャンディ。

金紙銀紙に包まれた、キャラメル。

色とりどりの、チョコレート。


見栄えだけよくて、美味しくないもの。

懲りずに、いつも欲しがった。


くるくる回る。

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今度は、違うお店に行こう。

ケーキの美味しいお店もあるよ。

もっともっと、いろんなお店を教えてあげる。


あの時は、ありがとう。。。


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