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仲直り

女同士は難しい。

毎日一緒に暮らしてると、時には、ギクシャクすることも。

そんな時は、言いたいこと言わずに、歩きに行く。


 物言えば唇寒し秋の風 芭蕉

(うっかり短所を言ったあとは、 後味が悪く、寂しい気持ちがする)


歩いているうちに、固く結んでいた唇が、解けてくる。

飲み込んだ言葉は、一歩、歩くごとに体から出てゆく。

言いたいこと言わなかったおかげかな。

解けてきた唇が、柔らかく戻ってゆく。


そして、気がつく。

母も、同じように、飲み込んでいるのだということを。


歩く。

一歩一歩。


足を下ろすたび、気持ちも静まってくる。

まわりの景色が、だんだん色濃く見えるようになってくる。


ケーキでも、買って帰ろうか。

同じケーキにしよう。

お財布、持って来てよかった。


ケーキ屋さんを出ると、頭の上に、青空が広がっていた。

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ただいま。

ケーキ買って来たから、お茶入れるね。


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白菜のおうどん

白菜が甘くなってきた。

おまけに、とても買いやすいお値段。

嬉しいな。

一株あると、たっぷり使える。

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白菜の白いところを洗うのが好き。

すべすべして、きれいな女の人の肌のよう。

お手入れしなくても、きめ細やかで白いなんて、いいな。

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白い軸。

紙のようにクシャクシャってしてる薄緑の葉先。

このとんでもなく違う質感がまたいいと思う。

好んで、よく食べる私を見て、家人が、「氷が好きなんだもんなあ」と言う。

氷?なんの関係がある?

でも、なんとなく言いたいことは、わかる気がする。

白菜って、お水で出来てるのかなと思うほどだもの。

そんな家人は、キャベツ派。

プリン好きだもんなあと思う。

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白菜をたっぷり使って、葛をひいて。

グツグツ。

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たぬき、のっぺい。

この白菜のおうどんにも、何か名前をあげたいな。

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白菜を出して、空っぽになったざる。

ふと、心にも一緒に、隙間ができたような気がした。

隙間が出来ると、ゆったり。

余白のように。

まわりの物が、美しく見え出す。


。。。。。。。。

今日も一日、お疲れさまでした ^ ^

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おやすみなさい。

よい夢を。


短夜より



お醤油

お醤油。

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このお醤油との出会いは、焼き海苔から。

焼き海苔、これも、恋してやまないものだけれど。

毎日、いいものというわけにもいかない。

年に一度だけ、いい海苔を買う。


焼き海苔をちょろんってお醤油につけて、あつあつごはんを巻いて食べる。

お漬物さえ、いらない。


そんな年に一度の、いい海苔。

もう何年前になるか忘れたけれど、お醤油が一緒に入って売っていたことがあった。

そのお醤油が、おいしくて。

いい海苔がなくなって、普段海苔を食べる時も、そのお醤油があれば嬉しかった。

そのお醤油がなくなった時、とても寂しくなった。


寂しくて。


そして、海苔屋さんに電話をかけた。

お醤油だけでも、お売りいただけますか?

それは海苔屋さんで作られたお醤油では、なかった。

海苔と合うお醤油を探して、このお醤油が選ばれたのだということだった。

それは、奈良の片上さんのお醤油だった。

個人で買えますよと、ご親切に教えて下さった。

以来、このお醤油一筋。


お醤油は、とても好みがわかれるところ。

人によって、おいしいは違うもの。

これがおいしいと、言いきれるものではない。

だからこそ、自分のおいしいが見つかると嬉しい。


華やかで、凛として。

とても好きなお醤油。

年末、届くことになっている。


。。。。。。。。

今日も一日、お疲れさまでした ^ ^

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おやすみなさい。

よい夢を。


短夜より



吉野葛

小さな暮らし。

お米に、お野菜に、お魚やお肉、調味料。

いろんなものに、こだわれるといいけれど。

そういうわけにもいかず。

近くのお店で、その日のお安いものを買うことが多い。


そんな中、どうしても、取り寄せてまで、使いたいものが二つある。


一つ目、吉野葛。

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いつも、目に入るように、瓶に入れておく。


白い、吉野葛。

この白さ。

葉室 麟さんの、秋月記を読んで以来、ますます特別なものになった。

 寒気の中、冷たい水をいとわずにかき回し、
 晒すことで葛ができるのだ、とわかってきた。

 それからは雪が降り積もった冬の朝、
 樽に張った氷を割って素手でかきまぜた。

  わたしは葛を作ることができたから、幸せです
  思い残すことはありません

  ならば、なおのこと養生すればよいではないか

  いえ、もうよいのです
  わたしは、もう人の役に立ちましたから

「いと」という女の人の作る葛。

作り話しだけれど、こんなお話しを読んで、どうして粗末に出来ようか。

大切に、使う。

溶いた分も、残っても、ほかしたりしない。

必ず、使い切る。

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とても贅沢だとは、思うけど。

これだけは、どうしても、いつも持っていたい。


瓶のを使い切ったら、袋を開けて、小出しにする。

また、瓶に入れておく。

袋を開けた時は、先ず葛湯を作って、よばれたい。

葛と井戸水と、ほんの少しのお砂糖で。

葛が、お砂糖が、本当に貴重だった時代を思いながら。


。。。。。。。。

長くなってしまうので、二つ目は、明日のお話しに ^ ^


味噌ラーメン

昨日は、家人の休日。

ラーメンが食べたいらしい。

男の人は、ラーメンが好きだなあ。

鳥ガラ、ようさわらんから、袋ラーメン。

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にぬきを入れよう。

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ちょっといきすぎた半熟って感じ。

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冷蔵庫に、かまぼこもあった。

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メンマを好きなのは、私。

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薄切りの豚ともやしを炒めて。

あとは、たっぷりのお葱と、白胡椒。


 ラーメンに星降る夜の高円寺  清水 哲男


休日のお昼の、おうちラーメンもいいけれど。

やっぱり、寒い日の夜に、表で食べるラーメンは、価値ある気がする。

出来れば、屋台なんか、いいなあ。


ごちそうさまと、席を立つ。

道端に出て、ふと頭上に気配を感じて見上げると、降るような星月夜。

吐く息は白く。

外していた手袋の中に、そっと手を戻す。


もう、何年もこういうの味わってないなあ。

十二月になって、とても寒く、耳まで痛くなるような夜に、行こうか。


凝ったラーメンではなく、どこにでもありそうな、素朴なラーメンがいいな。

星降る夜には、そういうラーメンが、よく似合う。


。。。。。。。。

今日も一日、お疲れさまでした ^ ^

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おやすみなさい。

よい夢を。


短夜より



日の暮れ

秋も、もうすぐ終わる。

もう、日の暮れの早さにも 、随分と慣れた。

当たり前のように、心も体も、すんなり受け入れる。

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裏の手水鉢のお水を入れ替えて。

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この手水鉢は浅いからか、よく野鳥が水浴びしに来る。

バシャバシャ バシャバシャ、派手に水飛沫を飛ばして、水浴びをする。

車一台も停められない、猫の額もないようなスペースなのに。

上手に見つけるものだと思う。

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大文字草。

冬場は、植木にも、小さな鉢のお花たちにも、毎日お水をあげない方がいい。

だから、あげられる日は、少し嬉しい。

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お水をあげて、お台所を通って、上がる。

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お部屋に戻る前に、灯りをつけて。

夜を迎える準備。

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日の暮れは、一区切りの時間。


。。。。。。。。

今日も一日、お疲れさまでした ^ ^

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おやすみなさい。

よい夢を。


短夜より


お昼を買いに

連休。

家人は、お仕事なので、我が家は休日ではないのだけれど。

朝、お散歩に出た時に、あんまり気持ちのよい秋日和だったので。

もう一度、紅葉狩りついでに、お昼を買いに出たくなった。

もちろん、ことも一緒に。


お休みを楽しむ家族連れ。

樹々のてっぺんから、はらはら舞い落ちてくる、落ち葉。

同じ道の、朝の時間とは、違う景色。

のどかな休日に嬉しくなって、空を見上げる。

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お巻きと、シュークリームを買った。

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包み紙、いい色。

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ことには、中に入ってる玉子の焼いたんをあげよう。

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ことと、静かなお昼。

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ゆっくりと、時間が過ぎてゆく。


。。。。。。。。

今日も一日、お疲れさまでした ^ ^

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おやすみなさい。

よい夢を。


短夜より



ブロッコリーを湯がく

ブロッコリーが、おいしい。

しょっちゅう、食べたくなる。

ひょっとして、一番、湯がく回数の多いお野菜かもしれない。

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包丁で、プツプツ切って、一番大きなボールにお水を張って洗う。

こんな簡単なことが、出来ない時がある。

ぎゅうぎゅうになるようなボールで、すませてしまうことがある。

大きなボールで、ゆったり洗えば、気持ちまで、ゆったりするというのに。

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お湯を沸かす。

蓋をして、沸かせば早い。

これも、わかってるのに、たったこれだけのことを面倒に思うことがある。

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湯がきすぎないように。

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前に、つきっきりでいる。

ほんの少しの時間なのに、この間に何かをしようとしてしまうことがある。

そして、今!というタイミングを掴み損ねる。

ほんの少しのことだけど、湯がきすぎたり、湯がき足りなかったり。

たった二分とかからない時間。

無駄遣いしてる気になって、何か大切なものを逃がしてしまう。

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さっとお水で冷まして、よく水分を取る。

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もう一度、乾いたお布巾に変えて、水分を取る。

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ばたばたばたと、湯がいてしまった時と、実際は同じ味なのかもしれない。

ただ、こうして湯がいた時は、大切に使う。

そして、大切に、食べる。

メインにしたいほど、おいしい。


。。。。。。。。

今日も一日、お疲れさまでした ^ ^

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おやすみなさい。

よい夢を。


短夜より


うさぎ

ずっとずっと前に買った、うさぎの根付。

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根付をすることも少なくなり、鏡台の引き出しに入れていた。

開けては手にとって、眺めたり、握りしめたり。

うさぎは、祖母を思い出す。

うさぎ年生まれだった祖母を。

お家の鍵につけようかな、と、ふと思った。

この鍵を持って、お散歩へ行った。

ポケットの中が嬉しかった。

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帰ってから、朝ごはん。

朝がゆと、蕗の葉の炊いたんを食べよう。

お菜箸で蓋を開けておけば、全く吹きこぼれない。

あつあつを食べて体が温もったら、お掃除。

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まだ、そんなにお水は冷たくない。

日本髪に姉さんかむりして、毎朝、お掃除していた祖母を思い出す。

お掃除終わって、はらりと、手ぬぐい外す仕草が、好きだった。

真似して、姉さんかむりしてみたけど、似合わない。。。

残念すぎ。。。

変わりに、使い終わったものをはらりと干しておこう。


。。。。。。。。

今日も一日、お疲れさまでした ^ ^

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おやすみなさい。

よい夢を。


短夜&こと より


蕗の葉

ふきが好き。

茎のところはもちろん、葉っぱが、とても好き。

葉っぱ目当てに、ふきを買うこともあるほど。

そんな、ふきの葉をお買い物へ行った時、もらえた。

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嬉しいな。

葉っぱだけって売ってないから、こうしてもらえると、すごく嬉しい。

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色の変わったところや、萎びたところを取って、よく洗う。

それにしても、ふきの葉っぱって、物語りのような姿をしてるな。

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あく抜きしたあとの、刻みもの。

刻みにくいのをめげずに刻んでいると、ある一瞬で、とても刻みやすくなる。

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なんなんだろう。

突き抜けたような感じ。

ぐっちゃぐっちゃって刻んでたのが、トントントンとなる瞬間がある。

いつも見極めようと思うのだけど、あっと思った時には、もうトントントン。

今だに、見つけられない、一瞬。

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おじゃこと一緒に、汁気がなくなるまで炊いたら、土鍋のまま少し置いておく。

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少し残っていた汁気をちょうどいい感じに、余熱が飛ばしてくれる。

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あつあつごはんに、かけて食べる。

香ばしいお番茶を用意して。


。。。。。。。。

今日も、一日お疲れさまでした ^ ^

寒い一日でしたね。

あたたかくして、夜をお過ごし下さいね。

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おやすみなさい。

よい夢を。


短夜&こと より



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